結婚式や新婚旅行。お金の掛かるイベントを終えた新婚夫婦が最初に貯める貯金項目をご存知ですか?
それは生活防衛資金です。
「生活防衛資金ってなに?」
「なんで一番に貯めるの?」
そう思っている人、多いと思います。
実は私もこの生活防衛資金については最近知りました。しかし、知れば知るほど新婚カップルの方には絶対に必要なお金だと思いましたのでご紹介させて頂きます!
生活防衛資金の必要性や目安の金額。また、我が家の生活防衛資金など詳しく記載しますので、是非参考にして下さい。
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はじめに:生活防衛資金とは?
生活防衛資金とはもともと投資家の人が使う言葉で「全てを投資するのではなく生活出来るだけのお金は残して投資をしよう」の、生活出来るだけのお金が生活防衛資金と言われています。
そして突然収入がストップした場合などの費用としてもこの生活防衛資金と言う言葉が使われています。
生活防衛資金はどんな時に必要?
「突然、会社が倒産した!」
「リストラにあった!」
「天災で被害にあった」
などはだれでも起こり得ることです。
しかし、そんなもしもに備えてお金がある程度準備してあれば安心ですよね!?
再就職先が見つかるまでの生活費に出来たり万が一大金が必要な時は工面が出来ます。「半年分の生活費が常に用意されている」と思ったらお金に対するストレスが減ることは確実。
そして、新婚夫婦は引越しや結婚式で大金を使っている事が多く、手持ちのお金が少ない時期です。
だからこそこれから貯めるお金はまず生活防衛資金がオススメです!
夫婦二人の貯めるべき金額は?
生活防衛資金として貯めるべき金額は普段の生活費の6ヶ月分〜2年と言われています。
つまり生活費が20万円の家庭でも環境によって必要額が変わると言う事。共働きか一馬力か?会社員か自営業か?で、生活防衛資金として貯める金額は変わります。
- 共働きで共に会社員・・6ヶ月分
- 共働きで片方が自営業・6ヶ月分
- 共働きで共に自営業・・1年分
- 一馬力で会社員・・・1年分
- 一馬力で自営業・・・2年分
やはり共働きの場合は片方がリストラに遭っても「すぐにお金に困る」と言うことは少ないです。逆に一馬力の場合は少し多めだと安心しますよね。
会社員の場合はリストラや倒産ですと、すぐに失業保険が貰えるので比較的に少なめの準備でOKです。
ちなみに我が家は会社員の共働きで最低限の生活費は20万円。つまり用意してあると安心な額は120万円。その為、会社員とパートの共働きで生活防衛資金は130万円を用意してあります。
生活防衛資金のメリット
生活防衛資金のメリットは何と言っても生活の安定にあります。
貯金が全くない状態だと何を買うにも不安になりますよね。しかし、少しでもまとまったお金があるのなら気持ちは変わります!
生活防衛資金があるなら手厚い保険も必要なし。
逆に先ほどの貯めるべき金額を貯金するまでに「何年も掛かっちゃう!」と言う人は給料補償のある保険がオススメです。新婚夫婦の方は保険に入っていない事も多いです。
これからの人は是非、検討して下さいね。
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生活防衛資金の注意点
そしてここからは生活防衛資金の注意点です。私は「生活防衛資金を用意しよう!」と言う考え方は大好きですが、このお金は万が一に備えるお金。
きちんと管理する必要があります。
特に注意点としてあげるのがこの3点。
- 生活防衛資金は預金で準備する
- 口座を名義分けして管理
- 他の貯金と併用はしない
ひとつひとつ注意点をご紹介させて頂きます。
生活防衛資金は預金で準備する
生活防衛資金はもしもや万が一に備えたお金です。その為、株や投資信託として保管するのではなくすぐに現金として使える預金が理想です。
万が一の時はやはり現金が一番便利です。
口座を名義分けして管理
これは夫婦の貯金方法として私がオススメしていますが、夫婦でも共同名義という口座が作れません。その為、長く預金として管理する生活防衛資金なので名義を分けましょう。
例えば…
生活防衛資金が120万円の家庭は夫名義の口座に60万円。妻名義の口座に60万円という感じです。
夫名義でお金を貯めていた時に夫が亡くなると、その貯金は夫の財産として扱われます。ほとんど妻の収入を貯金をしていたとしてもです!
もしに備えた生活防衛資金なので、そこのもしにも備えて預金先は分けるのがオススメです。
他の貯金と併用はしない
当たり前ですが他の貯金と一緒にしたり、同じ口座で管理するのは止めましょう。もしもの時に使うお金なので、全く出入りのない口座が理想です。
そして、生活防衛資金の準備が出来たら普段はないものと思って生活するのがベストです。
まとめ:もしもに備えて生活防衛資金を準備しよう
ある日、突然その日はやってきます。
「いつ会社が潰れるか分からない」
「いつ事故に合うかわからない」
正直、誰にも分からないことですが事前の準備を行なっているだけでもしもが起こった時の対応が変わります。そして、その安心は普段の生活にも役立つ事もあります!
また、お金の準備に時間が掛かる人は保険を活用しても良いです。
もともと保険はもしもに備えて入ることをオススメする商品。生活防衛資金と合わせて検討のがオススメですよ。
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それでは